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というわけで、今日PCR検査を受けた。
佐世保の施設クラスターに関わったという事で。

と言っても、唾液を採取されただけだけど。
しかも試験管みたいなやつに、唾を一定量自分で入れるだけだった。
結果はめでたく全員陰性だったが。

しかし、PCR検査というと馬鹿みたいに高額なので、もっと本格的にいろいろ検査するものと思っていたら、唾だけとは。
まあこれだけじゃないやつもあるのかもしれんけど、これで3万も4万も取っていたとしたら、そりゃーぼったくりだよなぁと思った。
今は民間が2000円程度まで下げてるという話もあるが、これなら当然だろうと思う。

ただ、検査費が馬鹿みたいに高かった時に、著名人は体調悪いとすぐ受けられるから優遇されてるとかいう愚痴をこぼしている人に対して、「自費ならすぐ受けられるんだから、受ければ良い」なんて軽々しく言ってる連中いたけど、4万もする検査をそう軽々しく自費で受けられるほど金に余裕のある奴が、そんなにいるのかと疑問を感じた。
まあ一流企業とかに勤めるエリートからすれば、はした金かもしれんけど、庶民からすれば4万円なんてとんでもない金だよ。
僕にとっては1カ月の食費より高いしね。

良い仕事している人でも、結婚とかしていると、妻から月に3万ぐらいしか小遣いも貰えなかったりするみたいだけど（三菱とかに勤めている同級生達がよくそんな話をしていた）、そういう検査費用は別に出してもらえるんだろうか。
でなければとても出せんよなぁ。
僕は独り身なので、収入は少ないが月10万円ぐらいは自由な金あるけど、それでもあんな検査なんかに4万円も出したくないもんね。
4万もあれば、長崎から東京を早割の飛行機で往復して、おまけに3泊ぐらい出来ちゃうしね。

なので、自費で受ければ良いとかそんなコメントを軽々しく言う連中って、一体どれだけ金持ちなんだろうといつも不思議に感じる。
で、そういう意見に限って賛同者も多いんだけど、ただ賛同しているだけの連中は多くが、検査費用もろくに知らずにやってるか、もしくは気分だけでやってるだけなんだろうなと思う。
いざ自分がちょっと体調悪くて気になった時が来ても、4万もポーンとはたいて自費で検査受けようと動ける奴なんて、実際はそうそういないだろうな。
唾採る（しかも自分で試験管に吐く）だけで4万も取られると思ったら、とてもじゃないけど、金出さず検査してもらうため、倒れるぐらいまで我慢した方がマシだよ。
陽性だったとすれば、結果が出るのが早かろうが遅かろうが、治す薬も無いんだから一緒の事だしね。
自分の免疫で治せなければ、死ぬだけだし。

まあ何にせよ今回は、タダだったから良かったけど。