補足
何か碁の他に興味のあることやると良いという話ですが、
若い子が上達が早いのは、リアルタイムにそれをやってるのも一因と思います。
囲碁と将棋みたいな似たようなものだとわかりやすいんですが、
あの場面ではこういう風にしたら上手くいった、この場面ではこっちにいくとまずい、
といった風に、片方での経験から共通点を見つけ出し乗り越えていく。
勿論、囲碁とスキューバダイビングみたいな全然関係が無さそうな物でもいいんですが、
それだと、意識的に共通点を見つけ出して、という事が難しく、
無意識的に感じ取ることができる人以外はできない可能性があります。
毎日、通って完全に覚えた道なら考え事しながらでも気づいたら目的地に到着しますが、
そこまで体に染み込んでないとそうはいかないです、道に迷ったりする。
プロレベルとは言わないまでも、相当やりこんでいないと無意識的にその経験を生かすという事が難しい。
いくら若い頃は甲子園行ったと言う人でも、その頃の感覚を忘れてしまっていては効果は半減。
ちょっと前にやってきたことなら記憶も濃密、だから若い子は段違い。
(今が青春、と色んなことに夢中になってる様な人なら負けないと思うけど。)
深いところで理解して、というのは大変ですけど、慣れない内はこじつけとかでも良いと思います。
数字には無茶苦茶強いけど、暗記が苦手で歴史に興味無い人が「いいくに作ろう鎌倉幕府」みたいに強引に覚えるみたいに。
(語呂合わせなんてバカのやることだ、でやめたらそれでおわり)
そうやって実感して信じ込ませていけば徐々に効果も高まると思います。
「嘘も100回言えば真実になる」って韓国のことわざありますけど、
客観的な事実はどうにもできないけど、主観的な世界ならどうにでもなる。
「嘘も方便」です。
言語化して落とし込める所までいけば、かなり理解は深まり本物になる。
(SFの世界ではシュレーディンガーの猫という概念があります。それに近い感じ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AC%...
どうしてもわからないという人は、僕が手伝ってみてもいいです。
「(僕の土俵である)囲碁の世界」から囲碁を教えるんじゃなく、
「(あなたの興味のある)○○の世界」から説明を考えてみる。←僕はアニメとか
僕の全然知らない世界の事はでたらめかもしれないけど、
普通に囲碁を勉強してても何回やっても覚えられないなら幾らかましかもしれない。
そんな風に自分と同じ世界を持つ人相手にアドバイスする分には誰もが佐為に!
これは思考の檻から抜け出して自由に考えるための訓練の一環のようなものです。