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タタナイ講座
「一間ならともかく、コゲイマに三々に入られたら断固遮断しないといけない。こんな消極的な打ち方では強くなれないよ」と碁会所の先生から叱られそうですね。その時は、この手割を説明しましょう。
何て言われるでしょうか、回答が楽しみですね。
さて、妥当性を手割で証明してみます。手割とは部分的な分れの優劣が判断できない場合、手順を変えてその優劣を判断する手法です。
白三々に黒が二間にかかって、ひらくのは普通にある打ち方です。この形からの説明です。
(;GM[1]FF[1]SZ[19]NE[B]SS[@@]AP[StoneLeaf2]AB[kc][nc]AW[qc][qf];B[pd]C[黒1はいい手とは言えませんが、別にそんな手ではありません。ここで白はR16に打つ一手ですが];W[rd]C[白2と凹んで受けています。黒1、白2の交換は明らかに黒が得しています。];B[pc]C[今打つかどうかの問題は残りますが、部分的にはいい手です。次に白がどこかに打って];W[as]C[白どこかに打って];B[qb];W[rb];B[qd];W[rc]ID[1]C[黒5、白6、黒7、白8は黒の権利でこうなるところです。結論として、黒1、白2が白損で、黒3が不急の一着としても、総合的に見て黒に不満のない分かれと判断できます。])
コメント
10月11日
11:57
1: -
手合割ですか。なるほど~
10月11日
12:10
2: 長崎美人
よく混同されて使われますが、正しくは手割です。
手合割りは互先とか2子とか、ハンディのことです。
正確にいえば、出来上がった図から白黒の同数の石を取って
効率性や優劣を判断したりする場合が多いのですが、わかりやすく広い意味で手割という言葉を使いました。
10月11日
15:22
3: しんのすけ@囲碁サロンソレイユ
簡明でわかりやすいですね♪
無理して戦うよりよさそうです^^