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　第61回八王子市民文化祭囲碁大会が、平成23年11月3日(文化の日)の午前9時30分から八王子市の東浅川保健福祉センターで開催されるので、これに参加する為、朝の8時半に自転車で自宅を出発する。

　秋川街道を楢原町交差点で右折し、高尾街道を進む。松枝橋を越えたところで泉町に入り、横川町を通り抜け、水無橋で右折。南浅川の土手を多摩御陵方面に向かう。高尾警察署の脇で甲州街道を渡り、中央線の踏切を渡って右折し、さらに450ｍほど進むと、今日の会場の東浅川保健福祉センターの前に出た。到着は午前9時20分頃で、所要時間は自転車で約50分だった。汗で下着が濡れたので、ナップザックに入れてきた予備の下着と着替える。

写真左：　東浅川保健福祉センターの入口に立つ第61回八王子市民文化祭囲碁大会の立看板。

　囲碁大会の会場は4階である。会場の入口で参加費1,000円(弁当代込み)を支払って会場に入る。午前10時から開会式が行われ、競技上の諸注意が伝えられた後、来賓の黒須隆一八王子市長の祝辞で終了。

写真中：来賓の黒須隆一八王子市長の挨拶。

　競技の開始は午前10時半である。参加者が13６人も居るとのことで、会場は満員である。高齢者ばかりの八王子碁楽連の大会と異なり、年齢制限が無いので若い人も多いようだ。

　特に話題になった参加者は、八王子市にお住まいのプロ棋士・青木紳一九段のお嬢さんで小学校4年生の青木咲和香さんである。日頃は七段で打たれているそうだが、この大会では、お母さんと連れ立って参加され、Aクラスに五段で出場した。なお全国少年少女囲碁大会では、ベスト16まで残ったことがあるそうだ。
＜青木紳一九段＞
http://www.nihonkiin.or.jp/player/htm/ki000182.htm

写真右：五段で出場の青木咲和香さん（写真の使用はご本人の了承済み）。

　咲和香さんの今日の成績は、3勝1敗だったようだ。そしてさらに、マイ・フレンドのhiromatuさんからの情報では、東京農工大学の六段の先生も参加していたとのことであった。

　ぼくはCクラスに出場し、1回戦は相手の時間切れ負けで無事突破。1回戦を終えると早めの昼食。例によって、伊勢屋さんの稲荷寿司と干瓢巻きの入った弁当である。昼食後、午後1時過ぎから対局再開。2回戦、3回戦と連破して、ここまで3連勝と好調だったが、4戦目で敗れてしまい、残念なことに今日は3勝1敗で入賞を逃してしまった。

　帰り道は、来た道を逆に自転車を走らせる。自宅近くなったら、日もとっぷり暮れて暗くなった。まさに秋の日は釣瓶(つるべ)落としである。