鈴鹿本因坊さんの日記

(Web全体に公開)

2012年
02月18日
17:05

誰の碁に似ているか


古今の名手達の碁を並べていると、必ず『自分の碁はこの人に似ている』というのがあると思う。もちろん一般アマの場合、名手達とは技量に天地の差がある訳ですが、 ”碁の流れ”というか”碁の感じ”がという意味で。
そういう意味では私の場合、木谷実先生に共感を覚えます。木谷先生は2度棋風が変わったと言われますが、私の言うのは最後のあの”ガチガチ”感ですね。
「これでもか!」というほどガッチリ構える。そして敵陣(模様)への落下傘攻撃。
”虚”と”実”をこれほど極端に出す棋士を他に知りません。おそらく性格的なものからだと思います。
理想としては、①呉清源先生の軽快な石運び・②秀行先生の華麗なサバキ・③武宮さんの柔らかな石の連携。
これらを憧れとしてやってきましたが、自分で打つと同レベルの相手でもそれが出来ません。『ガチガチに構え、後で(仕方なく)大飛躍する』木谷流になってしまいます^^。
『自分の碁を打とう!』とすると特にです。 まあでも”個性”という点ではそれでいいのかな。
木谷先生、私ごときの例えに使ってしまってお許し下さい。
ぃーね!

コメント

2012年
02月19日
17:16

僕は、利玄です。どっしりしてもっさりして、重たい感じがなんか、妙に親近感です。

利玄と私じゃ、パンチ力に百倍も差がありますが……

石の運びだけでなく、パンチも重いから利玄先生はお強いですね~

2012年
02月22日
00:13

>>どくとるさん
利玄ですか。私は並べた事ありません。
重たいパンチですか、今度見てみます。

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