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雑
天才打者とか、天才ピアニストとかスポーツや芸術、もちろん囲碁や将棋でも「天才」という言葉がよく使われますが、「秀才」とは言いません。これは勉強についてだけ使われるようです。
ところでこの「秀才」という言葉、起源は中国の科挙だそうです。科挙は随の時代に始まった官吏登用試験ですが、本番の前に「科試」という予備試験がありました。その「科試」は誰でも受けられるものではなく、いくつかの試験に合格してようやくその受験資格が与えられました。そしてそういう者を「秀才」と呼んだそうです。
その「秀才」が「科試」を受けるのですが、その合格率はおよそ1/100だったそうです。そして合格者は「挙子」という称号を与えられ、いよいよ本番の科挙に臨みます。
そしてまた、「挙子」の1/100しか科挙には合格できなかった(1/30という資料もある)といいます。現代日本の受験でたとえると・・・高校生の一学年が約120万人とのこと、比率でいけば上位の120人から400人ということになります。東大や京大にトップクラスで合格するくらいの連中ですが、実際には科挙を目指さない者も大勢いたので、トップクラスでなくトップの数人に相当するかもしれませんね。
ともあれ、「秀才」で終わっても地元の中級役人にはなれたそうで、まあ一生安泰がほぼ保証されたようです。
タネ本:「天皇はなぜ万世一系なのか」(本郷和人、文春新書)
コメント
08月18日
23:51
1: まいどー(^笑^)/
壁|д゚)コッソリ (訳:ほぉ~
何かの資料に「科挙」は合格=0 の時期の記録があったとかΣ(゚Д゚;)w
(訳:つまり意図的に合格者を出さない様にした経緯があったとわれる。(政治?)
思うに、キレイ言でいうなら「目指す事が目的」←しむけたのでわないだろーかとorz
ヤラシク言えば「他国との格差」を表現したものとも(ー。ー;)aaa
※どっかの私学で大学入試に大学院の問題レベルを1~2問ほうりこむなど←まだマシ
※想像ですが、答がないか、或いは複数回答がある問題を出していたのでわ?
テケトに作った例問:あなたは死後の世界に幸福を見出そうとするならどうしますか?
結論:回答はないです(> <)´´´なぜなら問題の意図もハッキシしてないからです(・・、)
(つまり「どの立場から?」 そして問題もどうとにでも解釈できるからです)
春海たん、初期の科挙は本当に合格者は出てたのでしょうか?
(訳:本にあったならおせてくらさぃm(_ _;)m
p.s.ちなみに個人的には天皇は徳川(単独の)の借金と思ってます→なので国民に負担させるなw←と思てま(汗:
08月19日
00:49
2: 春海
初期に合格者ゼロであったかどうかは知りません。なお、科挙について詳しく知りたいなら下の本をお勧めしますが、これにもそのことは書いてありません。。
http://www.amazon.co.jp/%E7%A7%91%E6%8C%99%E2%80%95%E4%B8...
08月20日
23:12
3: まいどー(^笑^)/
春海たんどもーヽ(=´▽`=)ノ ← 読むのめんどぃのでパスorzっす(汗: