上京して、今日で1年が過ぎた。
臥薪嘗胆。
何とか耐え必死にあがき、奇跡的に生き延びた。
今は一応、安住の身、あと半年は残れそう。
100名以上の証券外務員一種資格者を養成し、国の承認も取り付けた。
新事業への体制整備に向けて、最低の公約は果たせた。
この世界、「溺れる犬は棒でたたけ」という言葉がある。
怒号、罵声が飛び交う、まさに体育会系の世界。
自分の立場を守るためには、弱者を徹底的に叩く。
役所の体質も好きになれなかったが、この業界は尋常ではない。
職業が人を作るのか、一生の職業として選ばなくて良かったと思う。
抵抗勢力が多いというより四面楚歌。心許せる人が一人もいない。
正しいことを言っても、反対意見を言おうものなら十倍返しにさらされる。
しかし、私はある確信を持った。何十年もこの世界にいる多くの人よりも、1年目の自分が方が証券、関係法令の専門知識については、はるかに詳しくなっているということを。
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コメント
12月18日
21:59
1: mikoinrp
凄い世界のようですね。
ご自分の将来設計をしてから、機を見て上手に身を引くようなことを考えてください。
12月18日
23:33
2: じゅに
職業が人を作ると思います。
「溺れる犬は棒でたたけ」ですか・・・
家庭人としてもそうなっていくんでしょうかね・・・・
12月19日
00:16
3: 長崎美人
mikoさん
これからは、玉砕覚悟の100倍返しの勝負手で。
でも、気が弱いから無理そうです。
じゅにさん
もともと、相場格言で、劣勢になった相手に売り浴びせるような意味なのですが、生きていくためにそうせざるを得ない世界を感じます。でも、(推測の域を出ませんが)逆に家庭では皆やさしいような気がします。