あべふみさんの日記

(Web全体に公開)

2014年
04月13日
09:25

電王戦


第3回将棋電王戦が終了しました。
人間の1勝4敗でしたが、今回から「電王手」が採用されて花を添えました

今回の私の注目点は2つ
①初手 一6歩
②森下より森下流

① 将棋の常識として初手は角道を開けるか、飛車道をのばすかと思われています。プロの試合でも実践例はありますが、「相手の意表を突く」事が狙いだったりします。どうしても初手の最善手とは思えないのです。
最善を探すはずのコンピューターがなぜこの手を選んだのでしょう。
② 「駒得は裏切らない」で有名な森下卓9段。いつも駒台をいっぱいにする彼を負かしたコンピューターは、これを逆手に取るかのごとく、相手を歩ギレにしながら駒台をにぎわせていった。
羽生さんは、自分のスタイルをを作らず相手の得意戦法で戦ったりします。これも相手へのプレッシャーが目的なのかと思ってましたが、コンピューターソフトがそのような事をするのでしょうか・・・

前回に続き大きく人間の負け越しとなってしまった将棋電王戦ですが、いつかは全く勝てなくなることはわかっていますが、ぜひ続けていってほしいとおもいます。

あ、まだ囲碁があるか・・・
ぃーね! (2) ふら@逃亡中  びーさん 

コメント

2014年
04月13日
09:48

1: -

初手1六歩には私もびっくりしました。
真っ先に考えたのは、あの南禅寺の決戦で、阪田三吉が2手目に9四歩と指した手です。
これは、持ち時間30時間の大勝負。66歳の三吉には酷な試合でした。
http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=dis...

パソコンとの試合、外部電源なしで、持ち時間30時間にすれば、人間が勝つかもしれませんね。(バッテリー切れ)

2014年
04月13日
09:55

人間とコンピューターとの戦いは、それなりに面白いものです。それは確かです。

かつてチェスでコンピューターが人間を超えた時、将棋は取った相手の駒を使えるので、チェスとは比較にならないほど複雑で、コンピューターが人間を超えることはないだろうと言われました。

冷歌さんが、今にコンピューターが人間を超える日が碁でも来るかも知れない、大変心配していると日記に書いておられました。

コンピュータに敵わないということになれば、そのような競技に人生を掛ける、つまりプロになろうとする人が出てくるのだろうか?また、仮にいたとしてもそういう人が食って行けるようなプロ競技であり続けることは可能なのだろうか(それほどのスポンサーが付くかという意味)、と私は懸念しています。アマの大会は確かに無くならないでしょうが。

棋譜作成
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