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自戦記
数週間前に9路盤の碁を10局ほど打ったの加え、昨日13路盤でも何局か打った。
長いこと実戦から遠ざかっていたので、久しぶりの対局だ。
場所は囲碁クエスト。 持ち時間がそれほど与えられていないので、少ない時間で打ちたいときや、同じだけの時間で19路より局数をこなしたい場合に良い場所だと感じた。
【図1】(左)は何局目かの碁で、私の白番だ。
ちょうど1つ前の碁で小ゲイマ締まりを打たれて負けていたので、本局では白4という様子見という名のちょっかいを出したくなった。
【図2】(右)
対する黒5のが小目がいかにもいい感じの一手だった。
というのも黒9までとなった右上の黒が結構強固で、そこから目一杯自分の
勢力圏を広げている形になっているからだ。
ちなみにこれをAの高目、Bの目外しとすれば黒5よりもっと広いものの、今度は広過ぎとなってスキのある形になる。
黒5の小目の位置が、ギリギリの好位置だ(と思った)。
この黒5が絶好だったこともあるが、白4はあまり良い手ではなかったと思う。
あと、白は6、8と形を決めて良かったのかどうかということもある。
他に打ちようもないだろうと打ったのだが、もしかしたら味消しになっていて妙味に乏しかったかもしれない。
白10もあまり良い手という感じではなく変調という気がするのだが、流れの悪さを感じていたので早くもちょっとした勝負手気分になっていた。
コメント
06月07日
08:05
1: ケッパー
【参考図1】
実戦の白10では本図の白1とするぐらいだったか。
黒2が絶好形で、右辺が黒のいい地になってしまうことを嫌ったのだが、実戦白10は序盤早々に相手の強い地域に飛び込んでいく苦しい手という感があった。
白は続いて3などと空き隅に回り、ちょっと構えがだだっ広い気はするもののまだまだの碁だったろうか。
蛇足だが、白3でAと荒らしに行くのはさすがに本当のヤキモチ。
(実戦白10にもその気があるのだけれど…。)
白Aと打ったからといって死んだりすることはありえないが、元々黒が強かった地域にさらに黒2の締まりが加わっている形であり、飛び込んでも窮屈なことこの上ない。
荒らせる程度にしたってもさほどのものではなく、形勢を損ねてしまうだろう。
06月07日
08:36
2: ケッパー
【参考図2】
次の黒11は本図の黒1を予想していた。
流れがいい時は平凡な手を打っていればいいことが多いように思う。
黒7までとなれば白は右辺と△の三子とが引き裂かれた形になるので、黒が打ちやすい碁ではないか。
白6でAと控えたとしてもやはり黒7とされてさほど状況は変わらない(この場合は黒7を保留するのも有力)。
白6で7とすれば白石がつながった感じになるけれど、あまり手厚い繋がり方とはいえないし、地を確保しているわけでもないのでなんとなく甘ったるい。
06月07日
13:40
3: ケッパー
【参考図3】
白は黒△に応じてもいいことがないので、白1と大どころの空き隅に転じるものかもしれない。
右下の白のカカリは黒から取られることさえなければいい、という考え方だ。
06月08日
07:26
4: ケッパー
【参考図4】
参考図2で黒7のツケ(本図の黒△)を有力視した書き方をしましたが、間違っていたかもしれません。
本図のように白1から白5と足早に展開すれば、白がどこまで悪いか分からない形勢のように思います。
白の薄い碁ではあるのですが、たとえば白□の三子などは状況によっては捨ててしまうなどの軽やかな打ち方をすれば、まだまだ勝負かなと思います。
06月08日
07:49
5: ケッパー
【参考図5】
黒としてはAのツケよりも、黒1と大場に回っておく方が確実な打ち方である気がしました。
黒Aは白を分断する嫌な手なのですが、よく考えてみると右辺の白がほぼ生きてしまっているので、強烈というほどではなさそうです。
一方の黒1のカカリは大場なので、こう打っておいて問題があることは考えにくいと思います。
右下の黒△の構えがかなり強い形なので、左下の白を攻めるように打てば主導権を握れるのではないでしょうか。
黒はこの後の展開でもし先手を取ることができたなら、やはりAのツケではなく、Bなど左上の空き隅に回るのが大きそうです。
Aのツケは後手を引きやすい上に得られる利益が不確実・不明確なので、急いで打つ手ではない思いました。
08月14日
20:59
6: pin7xp
勉強になります おもしろい 教えてください