岡部倫太郎さんの日記

(Web全体に公開)

2016年
01月30日
00:35

敬老の日、おめでとうございます!!!


敬老の日ではないですけど、新年の挨拶がまだでしたので。

あけましておめでとうございます、本年はよろしこおねがいします。




さてさて、僕の知ってる人にこういう人がいます。

『親を早くに亡くし、人一倍、体の病気に関心が深く、
学生時代は医学部に進もうと考えていた事がある。』


こうやって書くと、
「お医者さんは誰でもそうなんじゃないの?」
と思うでしょうけど、適正というものが何にでもある。

その人は知り合いの医学部出た人とかに、
こういう質問をしたことが何度かあるそうです。

「俺って、何科の医者が向いてる?何ならやれそう?」

決まってこういわれたそうです。

「お前は精神科が凄く向いてる。というか、それ以外はまず務まらない。」







ちなみに、その人がどういうタイプの人間かというと、
一言で言えば、鳩山元総理、
あるいは、皆、大好き、野々村竜太郎元議員です。

もう、大体、イメージはついたでしょうけど、
失言が人の何十倍も多かったり、
理解し難いレベルで無神経に見られることが多い人です。

僕も含めて、日本人の大半は、程度の差こそあれ、
自分の事をコミュニケーション能力が低い、コミュ障だと思ってるでしょうし、
寝る時とかに、
昔の失敗を思い出して布団でじたばたした経験あると思いますけど、
そうやって、自分が失敗した原因を自覚して後悔するからこそ、
少しずつではあっても、失敗する事が減っていくものですけど、
そうではない人も、一定数、世の中にはいるのは確かです。


で、精神科に通うようなことになる人は、色々な要因はあるのでしょうけど、
「病は気から」といように、気を遣い過ぎてそうなってしまうことが多い。

そういう人の相手をする方も、医者であろうがなんだろうが人間ですから、
あまり患者にのめり込むと、自分まで病んでしまうことは多々あります。

そういった意味で、
無神経な人が精神科医に向いてるというのは、ある意味、正しいわけです。

まあ、これは精神科医に限った話ではないんですけど。
株やFXで大儲けするような人も、
囲碁のようなゲーム感覚で金を運用していて、
金に対して執着が薄かったりする人が多いといいますから、
極端に偏った人というのは、案外、天職というのは見つかりやすいものです。

問題はモチベーションですよね。
医者の場合はゲーム感覚でなるのも難しいですし。
好きでもない事を長期的にやるからには、
自分勝手にやるのが許される土壌が必要というもの。
背が高いだけでバスケ部やバレー部に勧誘されるのが普通と思われたり。



その辺の二律背反こそが、人間の不条理さの集合体と考えられます。

小学生の頃に、好きだった異性に対しては素直になれずにいじめたり、
好きでもない人ばかりに好かれる経験とかしたことある人は、自覚できるはず。

囲碁で言うなら、プロ試験に合格するのと、
プロとして長くやっていく資格の様なものは違うみたいな。
(若い頃のような読みの深さで勝負できなくなったベテランは必ず考えることのはず)

気にしすぎると、
かえって、自分が考えていたのとは逆の結果になったりしますから、
無神経な人がちょっとだけ羨ましいと思ったことがない人はいないでしょう。



少し、話は変わりますが、「ドラえもん」でお馴染み、
国民的漫画家の藤子・F・不二雄先生こと藤本弘さんという人がいます。
(もう亡くなってるけど)

元々は、小学校からの幼馴染である相棒と「藤子不二雄」名義でやってました。

ですが、段々と相棒が大人向けのダークな作風に傾いていったため、
「子ども向け」の作品を中心にやっていきたい藤本さんはコンビ解消。
(仲違いした訳ではないです。)

ドラえもんもそうですけど、
そこまで「子供向け」の作品に拘る理由というのは、
一体、どこから生じているのか?

人の思想の根源なんてものが、
そう簡単に理解できるものでもないのは百も承知ですが、
彼の思想だとか、人となりだとかが現れているものがあります。
(僕はそう思っています。)


そんな彼の作品の一つについて、僕なりの解釈をまとめてみました。




あと、前回の日記は最初に見ておいたほうがわかりやすいと思います。
http://goxi.jp/diary/221283
ぃーね!

コメント

2016年
01月30日
08:37

>問題はモチベーションですよね。
わたしの祖父は明治生まれで、
気骨のある人でした。
医者になる動機は家族兄弟を養うこと・・・
そして、なに科とかにかかわらず、
こまった患者さんがおられれば、
内科医でしたが、産婦人科、耳鼻咽喉科などなど
なんでもこなしました。
空襲のときでも、疎開はゆるされず、
地域の人のために働きました。
そんな医者もいるんですよ^^

2016年
01月30日
15:30

2: 恩里

岡部さん
お久しぶりです。今年もよろしくお願いします。

2016年
01月30日
16:57

>学一筋さん

医者に限らず、学問の世界は特にその傾向が強いですね。
今は細分化されて、
「自分のやらないといけないとのはここまで」
と、わざわざ、自分で区切ってるのが批判されるのを聞きます。

複雑化された社会についていけなくなる、
という事情はわかりますし、
囲碁でも、定石はどんどんプロ向けに難しくなって、
アマチュアは混乱するばかり。

真っ直ぐな気持ちでやるためには、
やっぱり、それなりの訓練は必要と思います。
(所謂、大事な部分を適切に抜き出して、
優先順位を誤らないというやつになるのかな。)

昔は昔の良さがあるし、
今は今でやれることが多くなったのは素直にいいと思ってます。

>恩里さん

よろしこお願いします。

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