ひと月ほど前、碁会所Jで雑談していた時のこと。
┌┬┬┬┬┬┬
├┼┼●●○┼
├●●●○┼○
├●○○○┼┼
☆○○┼┼┼┼
この隅の定型に対して、☆のサガリがあると隅に手が生じる、
という話題になった。席亭さんと、将棋の強いSmさんに、
どういう手が生じるかを説明したところ、Smさんから
鋭い質問が飛んだ。
「この下がる手から白が手をつけるのは何目くらいなんですか?
手をつけるのは得なんですか?」
わかっているつもりで説明を始めたものの、
「えー生きると黒6目で、白が手をつけると
取りきった時の白地が……あれ?手をつけた瞬間は
地がゼロ目くらい?あー……すみません、今のはちょっと
忘れてください。」
情けないことに(?)ちゃんと答えることができなかった。(´ω`;)
傍で打っていたYnさんから
「ずいぶん難しいことやってますね」と冷やかしが飛ぶ。
そんなこと言ったって、わからないものはわからないんだよー。
しかし、これは本当にわからないままでいいのか?
実戦でこのサガリを打たれたら、私は利かされていいのか?
そんなわけで、私は考え始めた。
隅に生じる手段の正体は何なのか。
お互い最善の応酬はどうなるのか。
それぞれの場面で何目の手が生じるのか。
そして、結局このサガリは利くのか。あるいはいつなら
受けるべきなのか。
私は丸一日考えた。
その甲斐あって、どうやら結論が出た。
メイエンさんの「絶対計算」をベースに整理したのだが、
なかなか面白い結果が得られ、また枝葉の疑問も
しっかり整理できたので個人的には満足している。
また、このテーマがなぜ「絶対計算」で触れられなかったか、
その理由についても推測を試みることができた。
が、しかし、その説明を記述しただけで、
ちょっとした講義資料くらいのボリュームになってしまった。
マッタク同人誌でも書こうかっていう話だ。
まあ同人誌を刷るのもちょっとリスキーではあるし(笑)、
まずはここの日記に、くだんの説明を小出しに書いてみようと思う。
もしご縁があってこの日記を覗いてくださった方、
今後たまに更新しますので、ご興味があればどうぞお付き合いください。