aFOXaさんの日記

(Web全体に公開)

2015年
06月18日
20:49

囲碁普及を考える 2回目 後編

タグ : 囲碁普及
(前編の続きです。
前編の方で持ち出したサッカーについて、引き続き話してます。)

でも、やはりサッカーは囲碁よりは有利なところがあるのは間違いない。
サッカーはテレビ中継もあれば国民的関心もあり、囲碁と比べればルールを覚えるのが面倒そうという印象もあまりないと思う。
ボードゲームとスポーツという違いも結構大きいんじゃないかな。

サッカーじゃないけど、フットサルをスポーツという理由でするホームレスの人もいるようだ。
『ビッグイシュー』というホームレス支援を目的とした雑誌に、こんな一文がありました。

「ビッグイシューのクラブ活動で、月2回、フットサルの練習に参加している入島さん。
『(ビッグイシューを売るために)一日中立っていたら、身体が硬直した感じになるから、フットサルで思いっきり身体を動かして汗を流すんです。
それに、西成(大阪市 西成区)にいた頃は大学生と話すことなんてなかったから、こうやって若い人と交流できるのも楽しい』。
身体の動くかぎり、フットサルは続けたいと目を輝かせる。」

要は体の健康のためと娯楽を兼ねてフットサルをするということで、こうした理由でスポーツをする人はこのホームレスさんに限らずそれなりにいるだろうと思います。
一方で囲碁は体のためにはよくなかったりもする(笑)
碁会所で何時間もぶっ通しで打ったことが何回かあるけど、大抵は終わった後結構腰にきてたりするんですよね。
囲碁教室のインストラクターの人も「何時間もぶっ通しで打ってると腰がキツイ」って言ってた人がいるし。
たしか高尾紳路天元もブログで「碁をやってると腰にくる」と書いていたような・・・。
碁は少なくともそういう部分に関しちゃ、健康目的でやるもんじゃないですね。
(認知症の予防に役立つ点はなかなか健康的ですけど。)

話が少し迷走し出しちゃいましたけど、なんでサッカーを持ち出したかっていうと、囲碁と比較したときに参考になるところがあると思ったからです。
サッカーとかフットサルは、分かりやすい(イメージしやすい)魅力を持ってます。
テレビ中継されるのも国民的関心が高いのも分かりやすい魅力があるからで、ヤフーのニュース記事とか見ててもしょっちゅう本田選手の名前が出てくる。
(広告とかにも。)

サッカーに限ったことじゃないですけど、娯楽系で強いのはこの「分かりやすい魅力」だと思います。
『ヒカルの碁』のインパクトが大きかったのも、ひと言でいえば「分かりやすい魅力」を持ってたからだと、僕は思ってます。
普通は囲碁の楽しさを知ってもらおうと思ったら絶対にルールは覚えてもらわんとダメだと考えるもんだけど、『ヒカルの碁』はそれを見事に破りました。
たぶん『ヒカルの碁』の読者(または視聴者)のほとんどは、碁のルールを全然知らなかったんじゃないかな。
そうでなければ『週間少年ジャンプ』には絶対載らないはずだし、アニメとして放送されることもなかったと思います。

・・・今回はちょっと話が長くなってきちゃったんで、この続きは3回目に持ち越しにします。
とりあえず今回の前編・後編で出てきたポイントは、
1、囲碁は教える上でハードルが高い(ことがある)こと。
2、娯楽では「分かりやすい魅力」が強みとなること。
の2つ。
特に2つ目の「分かりやすい魅力」はキーポイントだと思うんで、また次回で取り上げようと思ってます。

長ったらしい日記を最後まで読んでもらってありがとうございました。
まだ忍耐が持つ人は、よければ次回もよろしくです
ъ( ゚ー^)


つづくヨ ( ̄(エ) ̄)ノ”
ぃーね!

コメント

2015年
06月18日
22:12

1: aFOXa

見つけてきました、『たかおブログ』から腰痛の話。
(え?
どうでもいいって?)

「今日もジムへ行って、走っていたら
腰にやや違和感が。

腰痛は、棋士の職業病ですね。
対局や普段の勉強の際に、
足つき碁盤を前に、床にデ~~~ンと
座っているのが、腰に良くない。」

とのことです。
2010年 8月 2日の記事でした。
もう読んでから5年も経ってたのかあ~。

2015年
06月19日
07:41

2: -

ショッピングモールに買い物に行きました。
家電コーナーの前を通りかかると人だかりが…
何だろうと見てみると、なでしこの中継を見ている人達。。

そんな光景が囲碁でできるかどうか、
(この時、何路がおすすめなんて囲碁を知らない人には関係ないんですよね^^;)
それを考えないといけないのでしょうね。

2015年
06月19日
18:08

3: aFOXa

あまのじゃくさん、毎度コメントどうもです。

>家電コーナーの前を通りかかると人だかりが…
・・・
そんな光景が囲碁でできるかどうか、
・・・
それを考えないといけないのでしょうね。

僕もそう思います。
これからの「囲碁普及を考える」の中で、そういう部分に関する意見も書いてみようと思ってるんで、よければ読んでくださいまし
<(_ _)>

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