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囲碁普及
囲碁の普及について自分なりに考えてみました。
といっても僕には普及の経験がないし、実際に普及の現場を見たこともないんで、
当然リアリティのあることを話すことはできないし、現実の細かなポイントについては当然思い至ることもデキマセン。
そこで、現実を知らんのならいっそ現実の事情を知ってる人には語れないような、発想が自由なことを書いてみればいいって思いました。
『ヒカルの碁』も現実にはありえない要素(幽霊)を取り入れた架空の話ながら、作品として価値があったのはもちろんのこと、何といっても囲碁普及に絶大な影響がありました。
なので必ずしも現実的であることが全てじゃなくて、ちょっと突飛な話でもそれはそれで意味があるかと思いました。
で、どんな自由な話かですが、囲碁普及についてのヒントを考え出すべく、次のような架空の設定を作りました。
「時は数千年前。 僕は中国人で、中国で囲碁の普及をしようと考えている。
この時点ではまだ囲碁人口は僕1人だけで、囲碁は全く普及されていない状況。
この状況でどうやって囲碁を普及したらいいか?」
(ちなみにウィキペディアによれば、中国では2000年前には既に、囲碁は庶民の間で一般的なゲームであったと考えられるとのことです。
なので囲碁人口が1人だけの状態にするには最低でも2000年よりもそれなりに前に時間を巻き戻す必要があるはずだけど、
具体的に何千何百年巻き戻したらいいかってことは全然今回の趣旨じゃないんで、素通りしちゃいます。)
ここで普及方法について考える前に、設定の数千年前の中国と、現在の日本の囲碁界を比較してみまっす。
日本の囲碁人口は(ネットの情報では)2013年の段階で280万人で、設定の数千年前の中国の囲碁人口(1人)とは大きな差があるようです(゚ロ゚ )
また現在の日本にはプロ棋士もいて、囲碁で収入を得られる仕組みがある点も大きな違いです。
でも、現在の日本囲碁界が普及に関して相当有利かっていうと、そう簡単でもない。
読売新聞の「囲碁人口の減少で苦境」(2010年掲載)って記事には、「30年前には1000万人を超えていた囲碁人口が、10年前には400万人を割」ったとあり、
日本の囲碁人口は減少に歯止めがかからん状態です。
新たに囲碁ファンを獲得しようにも他に娯楽が多くあるとかの問題があって、日本の囲碁界は確実に衰退していく方向に向かってます。
その日本囲碁界と数千年前の中国を比べたとき、厳密にはどちらが普及する上で厳しい状況か・・・?
これは分かりません・・・分からないので、これも素通りします(笑)
まあ今回のテーマは数千年前の中国でどう碁の普及をするかを考えることにあります。
最初に現在の日本と比較したのはあくまで参考です( *゚∀゚)v
次回に続くのです (~Θ~