碁の対局では、心の持ち方として、平常心と異なることがあってはならない。平常時も対局時も少しも変わることなく、心を広くまっすぐに持ち、強く緊張せず、注意がいずれかに傾かないよう心の真ん中に置き、心を静かに流れさせ、その流れる瞬間瞬間にも、心は静止せず、段級位が高かろうが低かろうが、心をまっすぐにもち、相手より自分がすぐれているなどと思わない心を持つことが大事だ。
心の中の雑念を払い、広々とさせ、そこへ智恵を置くのだ。智恵も心もひたすら磨き、向上させるよう努めなさい。
一般の智恵と比較し、囲碁の智恵は特に性質が違っているものである。対局というものは、万事急展開するものだが、この囲碁の道理を極め、いかなる時も動じない心というものをよく勘案すべきである。
コメント
08月22日
17:39
1: nayo
そうですね。
それができるだけで、有段者でしょう。
08月22日
22:07
2: じさ
こんなんあるんや
08月22日
22:14
3: はずれやま
パロディと言ったらいいのか、武士道を置き換えて、編集してみました。
少しは意味を為してますでしょうか?
08月22日
23:10
4: はずれやま
例えば元の出だしは、「碁の対局では」でなく、「兵法の道では」でした。