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新年碁会は4回戦まで3勝1敗と勝ち越しを決め、5回戦で同級生対決の裏嶋太郎君との対戦となりました。
裏嶋君にはだいぶ水を開けられている状況で胸を借りる形です。今後も県南予選では共に代表を賭けて戦う相手なのでこういう対局は大切です。
この日は序盤から早打ちを心掛けました。中盤戦で中押しで勝てる腕力はないのでヨセまで息長く打つ様に簡明を心掛けました。特にヨセで時間を使うタイプなので時間は十分残さないと打ち切れません。
この碁も時間を惜しみなくつぎ込む裏嶋君に対し、できるだけ時間を使わない私では徐々に形勢が傾きますが、後半に時間を残して差し切る作戦です。
ヨセ勝つ碁にできるかどうか。
この碁も黒番で高目布石です。
左下は小ゲイマに掛かりました。以前は二間高ガカリ一択でしたが、AIの影響で最近は小ゲイマが多くなりました。
白は三間高バサミなので当然黒7から掛けて行きます。調子で黒13と締まってまずまずのスタートです。
黒19はこの一手と思いましたが、Lizzieの解析では一路低い二間が良いようです。
黒31ではG-3に出てF-2にキリを入れるチャンス。左下三々ツケが決まります。
白46から出て収まりに来たときに黒51が大悪手で約20%勝率が下がりました。ここは手抜きで問題なく、先手を取って上辺に回れば互角の形勢でした。
黒55に白56のカケは当然。ここで黒は出切って局勢の挽回を図ります。
黒61はそっぽ。白も70は形が緩んでいています。黒は73が逸機で78に切るところでした。
黒79の引きは酷い手で白80と替わって重い石運びです。ここは軽く隅にハネ出して上辺3子は処分するところです。
黒87は澄ましすぎでした。K-16とコスミツケて上辺渡るところです。
黒131のところでは白やや良しながら持ち時間が多い黒がヨセで差せそうな形勢になっています。それをぶち壊したのが白132のハサミツケに対する黒133でした。こんなへっぴり腰ではとても碁は勝ち切れません。
134に下がって何ともありませんでした。
白138と切ってシノギが見えて勝負は決しました。
最後は時計の叩き合いでしたが、無事終局できました。
白が盤面で5目勝ち、11目半の大差でした。
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浦島太郎
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えどわーど
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- Handicap:
- 0
- Komi:
- 6.5
- Result:
- W+11.5
- Date:
- 3 : CT0 January 2019
- Event:
- 新年碁会
- Round:
- 5回戦
- Ruleset:
- Japanese
- Created with:
- RYUSEI : 2.14