えどわーどさんの日記

(Web全体に公開)

2021年
05月12日
02:57

アマ本因坊県南予選 2回戦

タグ : アマ本因坊戦,県南予選,自戦譜
2回戦の相手は一関支部の横綱M川さんです。
岩手王座戦県南予選で初めて土を付けた相手です。そのときは奇跡的に相手の楽観に助けられて逆転勝ちできましたが、今回はどうか。
前回の事もあるので相手もフンドシを締め直してくることは必定と思って臨みました。

この局は握ってえどわーどの白番です。
1回戦は布石が酷すぎたのですが、この局はまずまずの立ち上がり。

右上の三々定石で早めに白14とハネて形を決めに行きました。
白16に対しては20と抱えるのもありますが、黒17と1子抱える変化を選ぶと白26まで一本道です。

黒27の構えはやや中途半端です。Kata師匠によるとこの局面では左下が最大とのことです。上辺打つにしてももう1路か2路左に寄せて厳しく挟むところです。

白28では下辺カカリか三々が普通ですが、星にツケもそれほど評価値が下がらない趣向です。
白30ハネは異筋で三々サガリがこの場合の定型です。
黒33もこう打ってしまいがちですが、一路右に外すのが良いようです。白はE-2にコスムくらいになり実戦と大差です。

白38で右下シマリを急ぎましたが、もう一本下辺をハウのが大きい。黒39もこの地点(G-2)を軽視していましたが、黒からのオサエが左辺からの黒B-5サガリの利きが絶対となり厚いところでした。

白40左辺割り打ちから左辺の攻防です。
白46となんとも薄い手を打ってしまい黒47の当然の攻撃を受けます。
白48から52は予定の進行。黒53の守りも想定内でしたが白54は予定の変更。当初はE-11からアテて突破する読みでした。そして実際それが最善だったのですが、上辺が大きくなりそうな気がして自信がなくなってしまったのです。黒55は中央突破の防ぎで当然。
白56は当然に見えるノビですが、D-8とバックするべきでした。
黒57ボウシも厳しい様にみえてソッポで63(E-9)ハザマを急ぐべきでした。

白64、66と左辺を捨てる判断は間違いで黒左辺で大儲けです。私はそんなに悪いと考えなかったのですが、M川さんはここで優勢になったと認識したようです。
白は最悪左下隅を犠牲にしてまでも左辺は死守する必要があり、それで形勢互角でした。
左辺は攻防の要であり捨てられない石ですが、隅は左下黒への攻撃は遠い話なのでほぼ地だけの問題です。

最終局面では黒10目以上リードで評価値も黒98.5%と限りなく99%に近い数値です。

この後、黒は右辺で打ちすぎがあり細かい形勢になるも黒リードを続けましたが、白は珍しくヨセが冴えていて小ヨセで逆転最後白半目勝ちとなりました。
県内有数の強豪に連勝となりました。幸運でした。

ぃーね! (4) ゆかりか  江場  桜花(さくちゃん)  ノバクん 
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