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岩手王座決定戦,
自戦譜
2回戦の相手は気仙地区代表のC葉さんです。
C葉さんは1回戦で激戦区盛岡代表のM子さんを破っての勝ち上がりです。
実はC葉さんとの再戦を心待ちにしていました。
おととしの支部対抗戦で悔しい土を付けられているのでリベンジのチャンスです。
黒番を引いたので星と高目の十八番で勝負です。
小目に二間高ガカリもいつも通りです。
黒7で高目から締まるのも最近の傾向です。だってLeelaZero師匠が大きいと言うんだもん。
高目に掛かられるのを嫌がってなぜに高目を打つって感じですが。
白16から白18と奔放に打ってきます。
「棋譜取られたらこんな手打てないよね。」と軽口を叩いてきます。この対局以外は別室に移ってしまい、自分たちだけが岩手囲碁センターの居室で打っていました。誰にも邪魔されずに楽しい対局ですが局面は緊迫します。
黒19は少し強く行き過ぎたか。32あたりにゆっくり挟むのもあったようです。白20のコスミに黒21と形になずみました。L師匠は24にケイマと指摘します。なるほろ~。
白22の押し上げに黒23と隅を打ちましたが、L師匠によると46に飛んで右辺を大事に打つところの様でした。
白24、26のツケ切りが思いのほか厳しかった。白はもっと良くなる図がありましたが白32ツギまで不満ありません。
白34ではすぐに38に切るべきでした。黒35では40にカケ継ぐチャンス。右上の黒には厳しい攻めはありません。
黒43は緩み。44にはねるところの様です。
ともあれ上辺黒53のハサミに回ってこれからの碁です。
白58に黒59のツギは働きがない。一路左にふくれるところでした。
白60の押上げに対し、黒61のハネが軽率で68に切る一手でした。このあたりが感覚的にわからないのは私もまだまだです。
この後白68切り、白70と抱えられたのが厚く白が打ちやすくなりました。
白86の封鎖、88の三子取りと白は着々と優勢を広げます。
ハイライトは白96のツケ!白98の切り違いから白102まで左辺を制圧しました。
黒103に対し中央の5子には目もくれず白104と要の一子を取りに行ったのも明るい判断でした。
黒は105と逃げ出したのが短気で負けを早めました。
もう少し粘り強く打たないといけませんでした。
白134まで134手完、白中押勝ちでした。
リベンジはまたの機会に持ち越しとなりました。
(;CA[shift_jis]SZ[19]AP[MultiGo:4.4.4]RO[二回戦]DT[2019/4/7]PC[岩手囲碁センター]PB[えどわーど]PW[C葉]KM[6.5]RE[W+Resign]MULTIGOGM[1];B[pd];W[dc];B[po];W[dq];B[df];W[ce];B[pq];W[jq];B[co];W[dm];B[eo];W[fp];B[dk];W[de];B[nc];W[qj];B[ql];W[rd];B[rf];W[qe];B[qg];W[pe];B[qc];W[pg];B[ph];W[qh];B[oh];W[qf];B[qi];W[rg];B[rh];W[qg];B[ri];W[lc];B[oe];W[of];B[ne];W[pi];B[oi];W[pj];B[rj];W[oj];B[mi];W[nj];B[mg];W[og];B[mj];W[pl];B[qm];W[mk];B[lk];W[ml];B[ic];W[mf];B[ld];W[kd];B[le];W[lg];B[mh];W[ke];B[kf];W[id];B[hd];W[ie];B[jc];W[kc];B[gc];W[lf];B[nf];W[kg];B[kj];W[ll];B[kl];W[km];B[jl];W[jm];B[im];W[il];B[hm];W[hl];B[gm];W[jj];B[ki];W[ik];B[kk];W[ih];B[ng];W[ni];B[lq];W[fb];B[gf];W[ef];B[gh];W[gl];B[fm];W[dj];B[ej];W[ek];B[fk];W[el];B[fl];W[di];B[hj];W[fj];B[ei];W[fi];B[eh];W[fh];B[dh];W[ch];B[ci];W[cj];B[cg];W[bi];B[hg];W[fg];B[ig];W[jg];B[mb];W[mc];B[md];W[lb];B[na];W[jb];B[ib];W[ka];B[ia];W[he];B[ge];W[fd];B[gd];W[ji];B[hi];W[gk])