タグ :
AI,
AIが変えた常識,
ダイレクト三々
久々にダイレクト三々ネタです。何回目か忘れましたが多分12回目。
先日閉幕した博思杯囲碁AI大会ですが、Golaxy(星陣囲碁)が圧倒的な強さで優勝しました。さすが絶芸と双璧をなす囲碁AIです。
2位となった韓国のBADUKIも強かったですが、Golaxyが頭一つ抜きん出た存在だったようです。
日本から出場したRanyzもLeelaZeroとの3位決定戦まで勝ち上がりました。こちらはLeelaZeroに1日の長があったようでLeelaZero師匠の白番中押し勝ちでした。
Raynz(黒)対LeelaZeroの3位決定戦から。
右上のダイレクト三々の変化です。白が三々に入っての差し手争いです。上辺に黒石があることを考慮しないといけません。
また、下辺が戦いの途中なので先手を取ってこちらに向かうのが白LeelaZeroにとって至上命題です。
黒に先手でP-8などに向かわれると白の利かした石が大きく攻められます。
白S-14ツケが先手を取りたいときの手筋でもあり、難解形への入り口でもあります。
ただし、LeelaZero師匠は難解形を避け簡易な変化で先手を取ることに成功しました。この打ち方は参考になると思います。
黒オサエ(△)に対し、白1と引きました。この手で一路左(R-15)に打つと難解形が待っています。
白3ハネ出しから隅のハネツギで先手を取ることができました。
白9の急場に急行です。白15のノビ切り以降も難しい戦いが続きますが、右上の2子の逃げ出しも右辺の黒にプレッシャーがかかるので白が主導権を握ったように見えます。
白中押し勝ち(時間切れ勝ち)ですが、最終局面地合は盤面勝負コミが出ない形勢でした。