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ダイレクト三々
平成最後の3子局シリーズ対LeelaZero師匠戦から。
右下隅は白が三々に入り、黒が先手を取って他に回ったところですが、白は早い時期に白1アテ、白3サガリを打ちます。
黒から様々な利きを見られているので全てシャットアウトするためです。
黒はさらに手抜きが有力ですが、ここで守る場合のポジションについてです。
図の黒4がベストポジションとLeelaZero師匠は言っています。3間って狭くね?とお思いの方も多いと思いますが、私もその一人です。
この手の意味は一手で守りを済ませ、白からの利きを最小限にしています。
白からS-4のハイにも恐らく手を抜きます。黒からも隅に響かないのでオサエは小さくなっていますが。もはやヨセの手です。
実戦黒は厚みからは離れよ、と右辺星に打ちましたが、右上白からの三々が絶好になり、右辺打ち込みも残り疑問でした。
実戦で打たれたAI大会などの棋譜を見ても三間に開いた例が散見されます。
(;FF[5]GM[1]AP[RYUSEI : 2.14]CA[SJIS]BS[0]WS[0]SZ[19]PL[W]HA[0]AX[1]KM[6.5]RU[Japanese]AB[cc][ec][dd][pd][pg][cm][dp][op][pp][qp][nq]AW[bc][cd][ce][df][oq][pq][qq][nr];W[mq]XM[];B[np];W[rq];B[ql])