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タグ : 練習碁,LeelaZero,BEST NETWORK,3子,自戦譜
このところKataGo師匠にばかり教わっているので、たまにはLeelaZero師匠にも教えてもらおうと3子でご指導賜りましたm(_ _)m

PCは非力なノートPC（i7-7500U、GTX940MX）ですが、LeelaZeroのウェイトファイルは最新ネットワークの274（40b）です。
GUIはSabakiで、LeelaZeroの考慮時間は１手10秒です。

左上の定石でKataGoは白17で18の押しを推奨。プロ棋士の間でも現在は18押しが常識となっています。多分、どちらもほぼ変わらないと思いますが、KataGoの人気が高いので18押しが流行しているのでしょう。

白19で前のウェイトファイルだったら20のノゾキだったのですが、宗旨替えしたようです。白20のノゾキだったらカケを打って簡明に厚く打つ構想でした。

黒20ではL-17のツメがKataGoの推奨です。F-13のトビ、D-13カタツキもありそうです。黒20も根拠の手で悪い手ではありません。

黒22は最近お気に入りの定石ですが、カカリには手を抜き、D-13のカタツキが好点の様です。

黒28ではG-16ケイマも形です。KataGoはD-13のカタツキを推奨しますが、ここで手抜きは人間的には打ちにくい感じ。

白29はこう打つところのようです。黒30は受けの形。白31と封鎖されますが、封鎖にはスキがあります。
黒32が残念な手で、ここは手抜いても白からそんなにイジメはきつくありませんでした。黒32では今度こそD-13のカタツキがぴったりでした。

黒36～40の構想がよくありませんでした。特に黒38は白39と打たれて大損です。
上辺低位を這わされて辛い形。

白47の大上段に掛けられた後がこの碁の一番の反省点です。
黒48はノータイムの感覚の手ですが、白49と突き出されて崖から転落したようです。
ここではB-13トビから丁寧に左辺を活きてまだリードを保っていました。

LeelaZeroはいったん優勢になると緩めてくるのがひしひしと伝わってきます。最後まで打って白の20目半勝ち。LeelaZeroはコミ7目半固定の中国ルールです。