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タグ : 棋譜,囲碁の本
囲碁専用のOSが配布されているらしいので検索してみました。


興味があったのはOSそのものではなく、
そこに含まれているであろう文書と棋譜のデータでした。
実際に調べてみると、ありました、ありました。
それらは以下の場所でダウンロードできるようです。

囲碁の文書（英語）
http://svn2.assembla.com/svn/Hikarunix/usr/doc/go/

数千の棋譜
http://svn2.assembla.com/svn/Hikarunix/var/games/

棋譜は先月に書いた日記で紹介した Kombilo に登録しておけば便利でしょう。
ダウンロードできる囲碁の文書は以下の通りです(Hikarunix 関係の文書は除く)。

(1) StrongerPlayer1.pdf & StrongerPlayer2.pdf
Playing against a stronger Player Vol. 1
Playing against a stronger Player Vol. 2
SAKAI Michiharu (Pro. 8-dan in 1961) 著、前半112頁、後半50頁
http://svn2.assembla.com/svn/Hikarunix/usr/doc/go/Stronge...
http://svn2.assembla.com/svn/Hikarunix/usr/doc/go/Stronge...

字は小さく、情報の密度はかなり高いです。
酒井通温九段(1912-1997)によるこの本は海外では非常に有名なようです。
前半は主に打ち込みをめぐる局所的な攻防について、
後半は置碁の実戦例の解説です。

(2) go-seigen-book.pdf
The commented games of Go Seigen, one of history's greatest Go players
http://svn2.assembla.com/svn/Hikarunix/usr/doc/go/go-seig...

呉清源に関する533頁もある分厚い本のPDFファイルです。
本因坊秀哉の引退碁の話や「カミソリ坂田」の話が書いてあります。
かなり面白そうな本です。

親に「囲碁ばっかりで勉強を全然しない！」と
しかられている中学生や高校生はこれを印刷して読むといいかも。
碁盤の横に英語のこの本のプリントアウトを置いておけば
「英語の勉強をしているんだ」と言い張れます。
本当に読めば実際に英語の勉強にもなると思います。

興味がない話をしかも外国語で読むのは不健全だと思います。
外国語は好きな話で勉強するに限ります。

問題はすべてを印刷すると500ページを超えてしまうことです。
親に相談してから印刷しましょう。

(3) go_introduction.pdf
Another Introduction to Go
Oliver Richman, 30k-20k Study Book, 2004, 126 pp.
http://svn2.assembla.com/svn/Hikarunix/usr/doc/go/go_intr...

(4) ezgo.pdf
A great book to get you through the Go learning curve
http://svn2.assembla.com/svn/Hikarunix/usr/doc/go/ezgo.pd...
ある本の一部分のようです。34頁。

(5) Way2Go.pdf
The popular Way2Go Introduction to Go
Karl Baker, The Way To Go - How to play the ancient/modern
Oriental Game of Go, 1986, 1998
http://svn2.assembla.com/svn/Hikarunix/usr/doc/go/Way2Go....

英語で書かれた囲碁の入門冊子です。26頁。

(6) senseis-library.chm
Sensei's Library
http://senseis.xmp.net/ のコピー
http://svn2.assembla.com/svn/Hikarunix/usr/doc/go/senseis...

囲碁と組合せゲーム理論の関係の解説は他で読めません。
「理系」の人たちに向いている囲碁ウェブサイトだと思います。
http://senseis.xmp.net/ に直接アクセスすれば最新の情報を読めますが、
このファイルがあればインターネットにアクセスできなくても読めます。