はずれやまさんの日記

(Web全体に公開)

2016年
10月08日
23:44

最高の一日(ネタバレあり:映画「ゴースト ニューヨークの幻」)


今日は巨人ファンが陣取る1塁側S席でクライマックスシリーズの初戦を観戦しました。

ゲッツーもエラーもない、不思議に緊張した試合でした。緩かったのは2塁の塁審が牽制を見て無かったところだけです。試合前の練習では佐々木主浩元投手も見られました。

隣の巨人ファンが巨人の攻撃の時にずっと拍手をしていて肘があたって鬱陶しかったけど、9回表の横浜のだめ押しからその裏の読売の最後の悪あがきまで徐々に元気がなくなるのがわかって痛快でした。

読売ファンはなかなか帰りませんでした。

負けているのにねちっこく打つのはあまりよくないですよ。でもここまで打ったんなら終局までうちましょうね。読売ファンは案外分別があるのかな。いや、さすが「巨人軍は紳士たれ」です。賭博とか不倫もみ消しとか栄養費とか空白の1日はもういいです。

試合終了の瞬間のため息をその真只中で聞けるなんて、3塁側では味わえません。

H山が20代のころ、会社の後輩で沖縄出身のA嶺君が、

「H山先輩!耳寄りな話があります!」

「何だ?」

「日曜に本八幡の映画館に行ったんですが、周りは女性ばかりでした!」

「おう、それは耳寄りだ!」

「いえ、それだけじゃ無いんです、みんなシクシク泣いているんです。」

「いいじゃないか。えー」

「でしょう。ラスト15分です。ゴースト ニューヨークの幻という映画です。」

「へえ」

「コツがわかったんで二度見ました,。入れ替えが無いんで、もう一回居たかったんですが、腹が減ってしまってそれだけにしました。14号沿いのカレーにしました。」

「おう、それはいいね。あそこのカンボジアカレー。奢るから来週一緒に観に行こう。」


――― 確かに霊媒師がヒロインの女性に愛する男のコインを示すシーンはわかりやすく泣かせるもんだ。男二人で観にいって、というか周りの泣くのを聞きに行って、、。


H山にとっては四半世紀前のそういうのに匹敵するかな。女性たちがこぞって泣くのと読売ファンの嘆きと悲鳴は甲乙つけがたいのだ。

8300円は安かった。
ぃーね! (5) ゆかりか  ちゅう  まめ    さ(・ω・)や 
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