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タグ : 練習碁,Katago,3子,自戦譜
岩手でもようやく新型コロナ陽性が発表されました。
GO TOキャンペーン等で旅行先としては岩手は東北の中でも人気があるようで４連休にも結構観光客が来ていたので、いずれはと思っていました。

感染した人は旅行客からウィルスをもらったわけではなく、岩手から県外へ旅行に行ってもらってきた人、県外の業者との会合で感染した人、県外への出張で食らった人とそれぞれですが、そこから感染が広がっていないようなので岩手はまだ流行に取り残されています。

作家の沢木耕太郎さんが気を付ける必要はあるが恐れる必要はない、と言っていて運悪くコロナで死ぬことがあってもそれはその病気によほど縁があったということ、と言っていましたが、人は死ぬときは交通事故や普通の風邪でもこじらせて亡くなる場合もあるので、極端に怖がってうちに籠るのは止めにしたほうが良いと私も思います。

と言っている私もまったく外に出ずに家に籠っています。仕事もテレワークでまったく問題ないので不便はありません。でも、そろそろ碁会所にも行かないと「あいつ、コロナでやられたのかな」と口の悪い先輩方に噂されるので仕事が一段落したら出かけてみたいと思います。
外に出ない生活と夜間のIT土方のせいで夜眠れず慢性的時差ボケ状態なので、梅雨が明けたら太陽の光をいっぱい浴びたいと思います。

ノートPCのLizGobanでKataGo40Bのfor Handicap game（Aggresiveと同じか？）、強さはbest、AIの考慮時間は10秒です、設定は特にいじっていませんが、こちらが考えているときも動いていそうな雰囲気なのでponderingも有りと思います。

3子コミ0.5目。

右辺で黒積極的な打ちまわし。
黒36とハネを打ったからには黒38では2目の頭をはねるべきだったか。

黒40のノゾキが後悔の一手。覗いた以上は白47のアテには1子捨てるわけにはいかず、白49の筋を食らう。黒54まで我慢してなんとか白55に継いでもらった。ここでかなりポイントを失いました。
実際には黒40ノゾキよりも黒42のハネが悪く、55に切ってしまうか、49のところサガリが良かったようです。

白57から白59の大ガケがアグレッシブ。人間の弱いアマはこんな大技に弱い。黒60のツケは良いが、白61と引いてこられたときの黒62の一間が読みの全く入っていない一手。ツギか63にノビ、もしくは64のコスミの3択でした。
ただ黒68がしぶとい手で取られることはありません。

白77のハイにオサエはノゾキが見えているので迷った末に黒78とサガリましたが、このような緩みが碁ではよくないようで、一気に差を詰められました。

白85のカドから左辺がいじめられます。黒86ではE-5が急所とKatagoに指摘されますが、ここで手を抜くとか人間の感覚ではありえないから。

白93と突き当られたときにここは軽く見てE-12のトビでスタコラサッサと逃げる一手でした。
この辺のサバキが鈍重。牛歩戦術やってる場合じゃねーよと。

白95、97と的確な攻撃に晒されます。
黒98カケツギは形に見えますが、一路下の一間にカケが近くのコウも考慮してよい手の様でした。
ここを無事に凌げばまだ互角以上の戦いでしたが、白105のあたりで追いつかれてしまいました。
白107のノゾキに継ぐと全体が危ないので黒108とかわしましたが、左辺の実利が大きく白リード。

白125の時にL-14と2子を制するくらいでしたが、死活に錯覚があり、黒126と受けたので真ん中の黒の一団も丸取られとなり果てました。